【第11回】やわうどんの美味しさを科学する?
こんにちは✨😃❗️
親子で学ぶ食×科学ブログ第11回目です。
よろしくお願いします😀
第11回目のテーマは前回解説したそうめんとは真逆のテーマです。そのテーマは…
なぜやわらかくおいしいうどんがあるのか?
皆様はやわうどんというものをご存じでしょうか??
福岡や伊勢で食べられるうどんで柔らかくふわふわな食感が特徴です。
噛まなくていいほど柔らかい食感は一度食べたらクセになります✨
ではどうしてやわらかくおいしいうどんができあがるのでしょうか???
食べることが大好きな研究職の私が
「食」と「科学」
の視点から解説します!
解説
その秘密は、長いゆで時間にあります。
うどんもそうめんと同様、小麦を原料としてできているため、デンプンが主成分になります。
前回の復習になりますが、は茹でると糊化という現象にてデンプンが粘性を持つため、ゆで時間が長くなると柔らかくなります。
普通のうどんとは異なり、やわうどんのゆで時間は数十分にもなるため、麺がやわらかくなります。
その要因は、福岡・伊勢の地域では昔、うどんを早く食べたいお客が多かったことから、常にうどんがゆでられていたという説が有力です。
歴史的な背景も関係しているんですね…☺️
また、麺のゆで時間だけでなく、原材料の小麦粉のたんぱく質、麺の製造工程も食感を変化させます。
自宅で簡単にやわうどんを楽しむには?
おいしいやわうどんを自宅で味わうには、専用のうどんが必要となります。
しかし、普段はお湯をいれて5分で完成するカップうどんを鍋で8分程度煮込むことで誰でも手軽においしいうどんがつくれます。
比較的簡単にできるため、皆さんお試しください😃
麺を茹でる工程とても奥が深いですね…。
コシがあるうどん、コシがないうどんどちらが好みかは別れるところです。
このように、食の観点と科学の観点より
食育に役立つ内容を解説していきます。
次回もお楽しみに~