【第12回】梅干しはお弁当の食中毒を防ぐ?
こんにちは✨😃❗️
親子で学ぶ「食」×「科学」食育ブログ
第12回目です。
よろしくお願いします😀
ここ最近は過去の記事のアップデートを行っていたため、久しぶりの投稿になります。
今年は梅雨入りが観測史上最速地点も多く、ながい梅雨と付き合うことになりそうな予感がしています😩
第12回目のテーマは梅雨時期に気を付けたい食中毒防止に関するテーマです。
そのテーマは…
なぜ梅干しに食中毒防止に役立つのか?
皆様は日の丸弁当をご存じでしょうか??
お弁当箱のご飯の中央に梅干し1個だけを乗せたお弁当で、日本の国旗に似ていることが由来です。
近年はあまり人気がない印象を受けますが、昔から日本人に愛されてきたお弁当です。
ではどうして日の丸弁当が食中毒防止に役立つのでしょうか???
食べることが大好きな研究職の私が
「食」と「科学」
の視点から解説します!
解説
その秘密は、梅干しの制菌作用にあります。
食中毒は食中毒菌が胃の中に入り込み、繁殖することで発症します。
健康なひとの胃では、胃液で食中毒菌を殺菌してくれますが、体調が悪い際にはこの作用が上手く働きません。
梅雨時は高温多湿な環境のため、お弁当の中の食中毒菌が繁殖しやすい環境にあるため、特に注意が必要となります。
梅干しに含まれているクエン酸をはじめとする有機酸が含まれ、それらの成分が胃の中で殺菌作用を持つことが知られています。
そのため、日の丸弁当の梅干しで食中毒防止に役立つと言うことです。
お弁当の食中毒を防ぐには??
梅干しでの殺菌作用も大切ですが、食中毒菌を減らすことも大切です。
菌が増えやすい食品として、加熱処理されていない料理、水分量が多い料理は菌が増えやすい環境にあります。。
代表例としてはポテトサラダがあげられます。
お弁当につめるおかずは上記2点を考慮したいですね…。
食中毒は梅雨時には気を付けたいですね。
このように、食の観点と科学の観点より
食育に役立つ内容を解説していきます。
次回もお楽しみに~