親子で学ぶ「食」×「科学」食育ブログ

大好きな食と科学ネタを絡めた食育ブログです。親子で学べることをテーマにしています。

【第2回】低温殺菌牛乳のおいしさのなぞ

こんにちは✨😃❗️

親子で学ぶ「食」×「科学」食育ブログの
第2回目です。
よろしくお願いします😀

第2回目のテーマはお子さんの成長に必須の牛乳に関する内容です。そのテーマは…


なぜ低温殺菌牛乳がおいしいのか?

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みなさんは低温殺菌牛乳を召し上がったことはありますか?

低温殺菌牛乳は高価ことから、ふだん使いされてない人も多いかもしれませんが、そのおいしさは1度飲んだら忘れられません✨

私もスーパーで低温殺菌牛乳を見つけた際、自分へのご褒美として買うことがあります。

では、なぜ低温殺菌牛乳は美味しいのでしょうか?

食べることが大好きな研究職のゆんパパが

「食」と「科学」

の視点から解説します!


解説

絞りたての牛乳には雑菌を多く含んでいるため、そのまま飲むとお腹を壊してしまいます。
そのため、殺菌工程を必要とします。

一般販売されている牛乳の9割以上が超高温瞬間殺菌といって、130℃で2秒間殺菌する方法が用いられます。

一方で、低温保持殺菌では63~65度で30分間殺菌することで低温殺菌牛乳を調製します。

この方法では、牛乳に含まれるたんぱく質の変性が少ないため、サラッとした味わいになります。


殺菌はどこで使われているか?

実はこの殺菌工程、皆さんも最近よく使用するアルコール消毒と同じメカニズムを使用します。

ウイルスと同様に菌では多くの場合、化学的な方法(例としてアルコール殺菌など)もしくは物理的な方法(例として加熱処理など)で殺菌されます。

しかし、牛乳の場合は味の変化を抑えるため、
後者の殺菌が使用されます。

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殺菌は適材適所に使用されるんですね…😃

手の消毒の場合、加熱は無理ですので、アルコール殺菌は利にかなっていることがわかります。

このように、食の観点と科学の観点より
食育に役立つ内容を解説していきます。

次回もお楽しみに~